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2026.08.02 コラム記事

選挙期間7日・12日・17日で変わるネット選挙戦略|序盤・中盤・終盤の発信設計

選挙運動期間に合わせたSNS投稿計画を確認する日本の広報スタッフ

選挙運動期間が短いからといって、投稿回数だけを増やせばよいわけではありません。限られた期間から逆算し、序盤は候補者と争点の認知、中盤は政策理解、終盤は主要訴求と投票に必要な情報の確認へ比重を移すことが重要です。本記事では、7日・12日・17日の代表例をもとに、準備物や確認体制まで整理します。

この記事の結論

7日・12日・17日は代表的な区分であり、9日・14日・5日などの選挙運動期間もある

この記事で分かること

  • 7日・12日・17日は代表的な区分であり、9日・14日・5日などの選挙運動期間もある
  • 選挙運動の開始は、原則として立候補届出が受理された後であり、告示・公示日の午前0時からとは限らない
  • 7日間の短期戦は、告示前に素材、投稿案、承認フローをほぼ完成させておく
  • 12日・17日ではテーマをシリーズ化し、中盤の反応を踏まえて説明順や形式を改善する
  • 投票日当日は新たな選挙運動となり得る投稿、再投稿、返信、予約配信などを止める前提で運用表を作る

選挙SNS運用では、期間が短いほど大量に投稿するという発想ではなく、有権者が情報を確認する順序を設計することが大切です。以下の期間配分は法令上の決まりではなく、選挙広報コンテンツ計画を作るための実務例です。

まず自分の選挙運動期間を正確に確認する

選挙運動期間を資料で確認する広報担当者

代表的な整理では、指定都市を除く市・特別区の首長・議員選挙は7日間、衆議院議員選挙は12日間、参議院議員選挙と都道府県知事選挙は17日間です。ただし、すべての選挙がこの3区分に入るわけではありません。

  • 都道府県議会議員・指定都市議会議員選挙:9日間
  • 指定都市長選挙:14日間
  • 町村長・町村議会議員選挙:5日間

選挙運動は、原則として立候補届出が受理された後から投票日前日までです。告示・公示日の午前0時から開始できると決め打ちせず、当該選挙を管理する選挙管理委員会の候補者向け資料と日程を確認してください。

告示・公示前に素材と確認体制を完成させる

告示・公示前に動画素材と運用環境を準備するスタッフ

告示・公示前は、投票依頼に当たり得る発信ではなく、運用準備を中心に進めます。政治活動、立候補準備、選挙運動の区別は、文言だけでなく時期、対象、方法などから総合的に判断されるためです。

準備チェックリスト

  • アカウント権限、二段階認証、緊急連絡先を確認する
  • 基本政策、写真、縦型動画、想定問答を整理する
  • 投稿作成者、事実確認者、最終承認者を分ける
  • 誤情報や批判への対応基準を決める
  • 投票日前に停止する予約投稿・自動配信の一覧を作る

告示・公示前に公開する具体的な投稿は、選挙管理委員会や選挙法務に知見のある専門家へ個別に確認しましょう。

序盤・中盤・終盤で発信目的を切り替える

選挙期間の段階ごとにSNS発信テーマを整理するチーム
フェーズ目的主な内容確認担当
序盤候補者と争点の認知立候補、基本姿勢、重点政策、公式情報の集約先広報責任者・法令確認担当
中盤政策理解の促進政策の根拠、実現手段、地域課題、質問への回答政策担当・投稿担当
終盤主要訴求の再確認政策要約、公式の投票案内への導線、活動の振り返り責任者・配信管理担当

序盤から政策を詳しく説明し過ぎたり、終盤に新しい論点を大量投入したりすると、重要な情報が埋もれます。同じ政策でも、序盤は要点、中盤は具体例、終盤は要約というように編集目的を変えます。

7日間は事前準備と即応性を最優先する

7日間の選挙に向けて投稿内容を確認する広報担当者

7日間の選挙運動スケジュール例は、序盤を1〜2日目、中盤を3〜5日目、終盤を6〜7日目とする設計です。初日は立候補、候補者の基本姿勢、最重要争点、公式サイトや公式アカウントへの導線をまとめます。

中盤は政策を生活場面や地域課題別に分解し、短尺動画、現場写真、質問への回答など形式を変えて説明します。終盤は新規素材の制作を減らし、重点政策の要約と選挙管理委員会などが提供する投票情報への案内に集中します。撮影担当、原稿担当、確認担当を固定し、修正期限を投稿時刻より前に設定することが即応性につながります。

12日・17日ではテーマ展開と発信疲れを管理する

中長期の選挙に向けて発信素材を整理する広報チーム

12日間は「序盤1〜4日目・中盤5〜9日目・終盤10〜12日目」、17日間は「序盤1〜5日目・中盤6〜13日目・終盤14〜17日目」が一例です。12日間では政策の柱を複数用意し、中盤の質問や反応から説明順を改善します。

17日間では、人物像、政策、地域での活動、根拠となる一次情報をシリーズとして積み上げます。毎回新規制作するのではなく、長尺動画から短尺版を作る、固定投稿や公式サイトに情報を集約するなど、再編集を前提にすると発信疲れを抑えられます。反応の多さだけで判断せず、「重点政策へ到達できるか」「質問に回答できているか」も点検します。

投票日前日と当日は予約投稿を含めて管理する

投票日前に予約投稿と自動配信を確認する担当者

選挙運動ができるのは投票日前日までで、投票日当日は新たな選挙運動を行えません。前日には投稿だけでなく、予約投稿、自動配信、再投稿、返信、プロフィール変更などの運用予定を一覧で確認します。

前日までに公開したウェブサイト等を当日に残せる場合がある一方、当日の更新や操作は個別判断が必要です。SNS、LINE、DM、SMS、電子メール、有料広告は、送信主体や方式によって扱いが異なるため、一括して同じ運用にしないでください。最新の法令、選挙管理委員会の資料、各サービスの公式仕様を確認し、迷う操作は停止して責任者へ照会します。

POLI UPでは、動画編集、SNS投稿文作成、LINE配信、発信テーマの整理などを支援しています。選挙期間から逆算した制作・確認体制を整えたい場合は、無料相談または1ヶ月無料体験についてお問い合わせください。法的判断は行わず、具体的な運用は選挙管理委員会や専門家への確認を前提に支援します。

よくある質問

7日・12日・17日は、それぞれどの選挙に該当しますか?

代表例として、指定都市を除く市・特別区の首長・議員選挙は7日間、衆議院議員選挙は12日間、参議院議員選挙と都道府県知事選挙は17日間です。ただし、都道府県議会議員選挙などの9日間、指定都市長選挙の14日間、町村選挙の5日間もあります。当該選挙の選挙管理委員会が公表する日程を必ず確認してください。

選挙運動は告示・公示日の午前0時から始められますか?

午前0時から一律に始められるわけではありません。選挙運動は、原則として告示・公示日に立候補届出が受理された後から投票日前日までです。投稿開始時点は、候補者届出の受理と当該選挙管理委員会の案内を基準に確認してください。

7日間の選挙では、告示前に何を準備すべきですか?

政策素材、写真、縦型動画、投稿テンプレート、想定問答、アカウント権限、承認フロー、誤情報への対応基準、投票日前に停止する予約投稿一覧を準備します。告示前に公開する内容は事前運動に当たる可能性を個別に確認する必要があります。

中盤で投稿内容の重複や反応低下を防ぐ方法はありますか?

同じ政策を繰り返すのではなく、要点、地域課題、生活場面、実現手段、質問への回答という切り口に分解します。文章、短尺動画、現場写真、Q&Aなど形式も変え、固定投稿や公式サイトに詳細情報を集約すると整理しやすくなります。

投票日当日はSNSをどのように管理すべきですか?

新たな選挙運動となり得る投稿、再投稿、返信、プロフィールや画像の変更、予約投稿、自動配信を止める前提で管理します。既存コンテンツを残せる場合があっても、具体的な操作の可否は当該選挙管理委員会や専門家へ確認してください。

動画を撮影しても編集や投稿まで進まない場合は、POLI UPの動画編集・発信支援をご確認ください。

政治活動の発信・業務を、もっと続けやすく。

POLI UPは、動画編集、SNS投稿文の作成、LINE配信、支援者管理など、議員活動の実務をまとめて支援するサービスです。事務所の課題や現在の運用状況に合わせてご案内します。

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